Boseが音のAR(拡張現実)プラットフォームを開発中

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スピーカーやヘッドホン等を主とした音響機器メーカーのBoseが、AR(拡張現実)グラスを開発中と報じられています。

周りの環境を理解してそれに応じた情報を知らせてくれる点は他社のARグラスと同じですが、特徴的なのは視覚的情報ではなく、音声シグナルを発するということ。

Boseのエレクトロニクスコンシューマー部の副部長であるJohn Gordonさんは「BoseのARは新しい種類のオーグメンテッドリアリティをお届けします。それは誰でも日常的に使えるものです。」「デジタル画像ではなく、音声を伴うのです、それによって小さいディスプレイに気を取られることなく、周りに広がるすばらしい世界に集中できるのです。」「また、現在愛用している製品やアプリに追加することもできます。」と話しています。

John Gordonさん

具体的な使用例として、外国語の看板を翻訳し読み上げたり、美術館の絵画鑑賞の際に作品の制作ストーリーを説明したり等を挙げています。このグラスはまた動作登録も可能で、うなづいたり、頭を振ったりといったような指定したジェスチャーで曲変更するといった設定もできるようです。

via: photo AC

今回のプロトタイプにはBluetoothの他、マイクも内蔵されており、SiriやGoogle Assistantを使用できる他、ハンズフリーで通話も可能です。最初は違和感を感じるかもしれませんが、周囲の音を聞こえる状態を保ちたい場合、例えば運転中等には便利です。ちなみにこのグラスから発せられる音はユーザーのみ聞こえるそうで、プライバシーも保護されるとのこと。

このBoseのARプラットフォーム開発プロジェクトは複数の研究機関(マサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ、ニューヨーク大学フューチャーリアリティラボ等)やASICS Studio、Strava、TripAdvisor、TuneIn、Yelp等の開発会社およびメーカーらが共同で行っているそうです。

なおこのARグラスはあくまで試作品であり、グラスではなくヘルメットもしくはその他のウェアラブル用品にARを搭載する可能性もあるようです。製品化の時期は現時点では不明とのこと。

 

Source:

Bose’s new prototype AR glasses focus on what you hear, not what you see | https://www.digitaltrends.com/home-theater/bose-augmented-reality-platform/


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